Item Number 13
◆最適な着用時期 9月〜10月上旬の単衣頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません ◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など ◆あわせる帯 袋帯、綴れ九寸帯など 表裏:絹100% 縫製:手縫い背より身丈162.5cm(適応身長157.5cm〜167.5cm) (4尺 2寸 9分)裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 3分) 袖丈49cm (1尺 3寸 0分)前巾25cm (6寸 6分) 後巾30cm (8寸 0分)◆居敷当なし 【創業弘治元年 千總】 高級本手加工京友禅訪問着【裄丈のお直しについて】概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾35cm (9寸 3分)詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!心に訴えかけてくるようなその表情…是非とも、その目でお確かめいただきたい。
言わずと知れた京友禅の老舗・千總より、確かな品格漂う訪問着が入荷いたしました!その中でも希少な楊柳地を用いた単衣仕立てのお品でございます。
上質の絹地から透明感ある染め色、立体感の美しい金駒刺繍まで…どれをとっても一流の垣間見える作品です。
これほど贅沢なお品は昨今本当に見かけません。
これから先、人生に寄り添う上質な一枚をお探しの方にぜひともお手に取っていただきたく存じます。
この美しい面持ち…ひとときの贅沢を叶える一枚でございます。
今を遡ること460年あまり。
西暦1555年(弘治元年)、千切屋西村家が京都三条烏丸西入御倉町の地に織物業を始めたことをもって千總の創業とされております。
もともと千總の先祖は藤原氏の出で、奈良興福寺の一乗院に関係が深く、春日大社の若宮祭に『千切花』(ちぎりばな)と呼ぶ供花を捧げるのを慣例としていました。
京都に移ったのは、平安遷都に際し都城造営の仕事を命ぜられたからだといいます。
この宮大工のときに『千切屋』の屋号を賜り、織物業の創業にあたり千切屋總左衛門の名から『千總』と名付けたのでした。
その後、江戸の中期にかけて友禅染めが大流行し、千總も御所や宮家の御用をはじめとして友禅小袖を手がけ、その優秀な技術と感覚が賞賛を得ました。
昭和33年には皇太子様御成婚のための美智子様調度品の御用命を受ける等、現在に至るまで 「千總の友禅」は多くの人々に憧れの存在となっております。
その中から今回ご紹介のお品は、ひと目見て心打たれるような一枚でございます。
繊細に撚りをかけて単衣専用に織り上げられた、しなやかな肌触りの高級ちりめん地。
楊柳の地紋が施されたその地は、まろやかな練色を基調に染め上げられました。
清廉な面持ちの穏やかな青磁色の濃淡で染め分け、その中に秋の季節を代表する花草が丁寧に染め描き出されました。
縁に施された銀彩に刺繍の煌めき。
手加工ならではの優しい輪郭線と、しっかりとした染め色。
心に訴えかけてくるような、趣深い表情に仕上がっております。
その色づかい、タッチ、縁取りの仕上げ…どれもこれも意味を持ってあらわされ、写真でどこまで伝えきれるか、流石としか言いようのない仕上がりです。
まさに唯一の存在感は、そこにただあるだけでも周囲の目を虜にし、あまりの美しさに誰しもがため息をつくことでしょう。
なにより、天皇家の調度品をも調えられる『千總』を代表する品々は芸術の域に達しています。
一点一点、京友禅に関わる職人が心血を注いで染めあげたお品ですので、母から娘へと世代を越えて末長く大切にしていただける方にお届けいたします。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。
この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:中村 浩二] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
Review Count | レビュー件数 | 0件 |
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Shop Name | ショップ | 京都きもの市場 楽天市場店 |
Price | 商品価格 | 275,000円(税込み) |